プロフィール

善竹 隆司

Author:善竹 隆司
《能楽師大蔵流狂言方》

二世善竹忠一郎の長男で、
父に師事。
故人間国宝・善竹彌五郎の曾孫にあたる。5歳の時、狂言「靱猿」で初舞台。「三番三」「那須語」「釣狐」
「花子」を披演する。
「善竹兄弟狂言会」を弟、隆平とともに主催。

手塚治虫作品ブラック・ジャックを
原作に、新作狂言「勘当息子」
「老人と木」を制作上演。

兵庫県立宝塚北高校演劇科講師 
大阪芸術大学舞台芸術学科講師
「大阪文化祭奨励賞」
「兵庫県芸術奨励賞」
「第3回神戸キワニス文化賞」
平成23年度「大阪文化祭賞」
平成24年度
大阪市「咲くやこの花賞」受賞

神戸在住

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平成24年度「ちゃっと狂言」終了

ピッコロシアター

 26日(木)よりお稽古していた、
「ちゃっと狂言」ピッコロシアター実技教室が無事に本日終わりました。

今年は、例年より多くの受講生がクマゼミが合唱する暑い中、稽古に励まれました。
課題曲は、大名が望郷の念で涙する「鬼瓦」と、沢ガニに懲らしめられる山伏を描いた「蟹山伏」

いずれの曲も、皆さんしっかりお稽古され発表会に臨まれました。
台詞が出てこないなど、些細な失敗はありましたが、それぞれお稽古の成果を発揮されました。

受講生の皆さんからは、お稽古初日の不安な表情がだんだんキリリと引き締まった顔になり、舞台を終えるとほっとされるいい笑顔を今年も見せてもらいました。

失敗して悔しい思いをされた方は、また来年挑戦下さい。お待ちしておりまする。

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天神祭宵宮祭 奉納水上薪能

23天神祭

 大阪に夏が来た事を告げる「天神祭」が、明日から始まります。
私は明日晩の奉納水上薪能で「三番三」を勤めます。
浴衣などを召して、川面に浮かぶ薪能の舞台をお楽しみ下さい。

・・・と文章にすると涼しい雰囲気ですが、決してそんな事はありません。
暑さ対策はしっかりと。


「天神祭宵宮祭奉納水上薪能」

《日時》7月24日(火)午後6時頃開演予定
《会場》大阪アメニティパーク(OAP)・大阪帝国ホテル前大川桟橋付近
《料金》鑑賞無料
《番組》
式楽「三番三」   善竹 隆司
能「羽 衣」シテ 上野 朝義
能「猩々乱」シテ 山本 章弘

戯曲を読む 「世阿彌」

世阿彌本

 能を大成した世阿彌の戯曲を読みました。
昭和38年執筆の山崎正和氏による戯曲「世阿彌」。

芸大のK先生のご厚意により、
お借りしてゆっくり読むことが出来ました。
…戯曲を読むのは、登場人物の相関関係を把握するのが難しく、とても面倒ですが
この戯曲は、まるで小説を読んでいるようでスラスラ読めました。

ただ、全編を通しての光と影。
「影」であろうとする世阿彌の、余人には理解し難い苦悩で進行する重いお話でした。

結末に描かれる事柄は、能楽師としてはゾッとするコワイ解釈です。
あくまで戯曲としての描写だと、思いたくなりました。

でも、あながち…。

ちゃっと狂言 

24ちゃっと狂言

 「ちゃっと狂言」とは・・・
尼崎にある「ピッコロシアター」恒例の夏休み狂言教室。
4日間で狂言のきほんから舞台で演じるまでをお稽古。
「稽古」の苦しみと「演じる」楽しみをしっかり体験できると毎年好評。
小さなお子さんからベテランの方まで、世代を超えて夏のひととき狂言でお楽しみ下さい。
...
「ちゃっと狂言」
【日時】7月26日(木)~29日(日)「成果発表会」
午後1時~4時(初日)
【会場】
兵庫県立尼崎青少年創造劇場ピッコロシアター
【お申し込み・お問い合わせ】
(06)6426-1940 ピッコロシアター

【課題曲】 ~いずれかを選択~
「鬼瓦」(おにがわら)
長らく在京していた大名は、ふるさとへ帰る前に因幡堂へお礼参りをします。そこでふと屋根の鬼瓦に目をやると号泣してしまいます。その意外な理由とは?

「蟹山伏」(かにやまぶし)
修行の成果を誇る山伏一行の前に異形な蟹の精が現れます。随行の強力が蟹を退治して晩の肴にしようとしますが、あっさり耳を挟まれてしまいます。

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