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「文楽」 初春公演
- 2008/01/22(火) 19:50:32
文楽初春公演に行ってきました。
国立文楽劇場は、昨秋の踊りの会以来ですが、久しぶりの文楽鑑賞です。
演目は第1部の「国性爺合戦」
日本と中国を舞台に繰り広げられる、忠義と義理人情のお話。
いつもは、全体像がつかめる後方の席が好みですが、今回は趣向を変えて、舞台から2列目やや下手の席で鑑賞。
ここでは人形遣いの繊細な動きが良く見えて、とても良かった。
なかでも、吉田文雀師の遣われた「錦祥女」はとても美しい。悲劇的な結末をむかえるも、最後まで気品が感じられました。
現代では、日常生活において忠義や義理人情を感じる事などないのですが、それは日本人として失われた特質なのかと、ふと考えた次第。自害する展開になって、何もそこまで・・・と思う反面、理解できなくも無い・・・そんな思いです。
初心者向けに字幕もありますし、豪奢な衣装、楽しい場面も多々。
初春らしい華やかな演目です。
「文楽」初春公演
於 国立文楽劇場
(第1部)午前11時開演 「国性爺合戦」
(第2部)午後4時開演 「七福神宝の入舩」他
24日(木)まで
《IXY-D 10》
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文楽公演
私は、年に4回~5回文楽劇場に舞台を観に行きます。
舞踊会が多いのですが、文楽公演も観に行きます。
人形遣いの体験をさせていただいた事がありますがとても難しかったですが、良い体験になりました。