日々感じたことや、Digital一眼レフとIXY-Dで撮影した画像をアップします。
携帯メールで、「侍言葉」が流行りつつあるそうだ。【産経新聞17日(日)朝刊参照】「ひとつまいろう」(まずは一杯)「はて面妖な」(全く不思議だ)「これはしたり」(これは驚いた) 室町時代の話言葉そのままの「狂言」では、どれも使う表現です。今までは、普段使わない言い回しを現代語訳して解説する事が多かったのですが、流行であれ目新しさであれ、昔ながらの言葉に興味をもってくれる事は、誠に結構な事です。《70-300mm F8.0 1/640秒 -3.0補正》
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侍言葉が流行り、興味をもつ方が少しでも増えると良いですね。 狂言師の方は、普段お家では狂言言葉をつかわれていると聞いたことがありますが、そうなのですか?
言葉には、その言葉を使う人間の格が顕れますからねぇ。侍言葉には、侍ならではの「敷居」や「格」と「間」があってこその侍言葉ですし、公家言葉は、お公家さんにしか持ち得ない「間」と「敷居」や「格」があってこその公家言葉です。 まぁ、でも、日本の昔の言葉に興味を持っていただけるなら、それはそれでOKかなぁ。
Author:善竹 隆司 《能楽師大蔵流狂言方》重要無形文化財総合指定保持者二世善竹忠一郎の長男で、父に師事。人間国宝・善竹彌五郎の曾孫にあたる。5歳の時、狂言「靱猿」で初舞台。「三番三」「那須語」「釣狐」「花子」を披演する。「善竹兄弟狂言会」を弟、隆平とともに主催。手塚治虫作品ブラック・ジャックを原作に、新作狂言「勘当息子」「老人と木」を制作上演。兵庫県立宝塚北高校演劇科講師 大阪芸術大学舞台芸術学科講師「大阪文化祭奨励賞」「兵庫県芸術奨励賞」「第3回神戸キワニス文化賞」平成23年度「大阪文化祭賞」平成24年度大阪市「咲くやこの花賞」受賞神戸在住
この記事に対するコメント
侍言葉が流行り、興味をもつ方が少しでも増えると良いですね。
狂言師の方は、普段お家では狂言言葉をつかわれていると聞いたことがありますが、そうなのですか?
言葉には、その言葉を使う人間の格が顕れますからねぇ。侍言葉には、侍ならではの「敷居」や「格」と「間」があってこその侍言葉ですし、公家言葉は、お公家さんにしか持ち得ない「間」と「敷居」や「格」があってこその公家言葉です。
まぁ、でも、日本の昔の言葉に興味を持っていただけるなら、それはそれでOKかなぁ。